「メイクアップアーティストの手を借りる資金がない・・」
「でも病人のように見せる必要がある・・・」
そんなときはDaVinci Resolveの編集テクニックを使うことで、資金を使わずに体調不良ぽくメイクアップすることが可能になります。
今回は【DaVinci Resolveで普通の人を病人や体調不良の顔色に見せる編集方法・やり方】の紹介!
ページコンテンツ
DaVinci Resolveで病人風に顔色を編集する方法
まず前提としてこの効果をポストプロダクションに頼るべきではありません。
もちろん実用的なメイクのほうが優れています。
しかし、制作の後半になって、ストーリーの調整のためにキャラクターの一人が病気になったように見せなければならなくなった場合や、予算のない情熱的なプロジェクトに取り組んでいる場合には、キャラクターの一人が病気になったように見せる方法を試してみるのもいいでしょう。
ステップ1:カラーページに進む
Resolveを開き、クリップをインポートして、カラーページに進みます。
女優が動いていたり、夕日に照らされて顔の片側だけが明るくなっていたりと、かなり複雑なクリップを扱うことになってしまいましたが、どちらの問題も解決可能です。
HSL修飾を使って、俳優の顔を選択し、色相、彩度、輝度の各スライダを使って、俳優の顔と肌だけが選択されるように修飾を調整します。
理想的には、髪の毛が選択範囲に入らないようにすることです。ハイコントラスト白黒ハイライト(OPTION/ALT+SHIFT+H)を使って、どの部分が選択されていないかを確認することをお勧め
ステップ2:正方形のパワーウィンドウを適用
この選択には満足していますが、背景の葉っぱに問題があります。
この画像は夕方に撮影されたもので、これらの木は女優の肌と同じような色合いをしています。これを修正するために、正方形のパワーウィンドウを適用します。
この例では、円形の窓では女優の首の部分が欠けてしまうため、正方形の窓を使用しています。
ステップ3:彩度を編集して病人の顔色に
これが引き込まれた選択範囲です。
見た目は良いのですが、個人的な好みでマスクのぼかしを5にします。Resolveの彩度のデフォルトは50ですが、これを40に下げます
(病気になると、体は顔や皮膚から重要な臓器や感染部位に向かって血液を流します。その様子を再現しています)
彩度は下げましたが、中間色にシアンを入れることで青白さを表現しています。下の画像では、その量が比較的少ないことがわかりますが、女優の肌の自然な色を中和し、冷たい印象を与えるには十分。
シャドー部分を暗くして、女優さんが少しやつれたように見えるように、彩度を少し下げてみます。また、ガンマとゲインを上げることで、青白い肌がより多くの光を反射しているように見えます。
ステップ4:目の周りにパワーウィンドウを作成
最後に、女優の目の周りに2つの円形のパワーウィンドウを作成します。
ここでは、全体のオフセットを下げ、ガンマにわずかに青みを加えます。
これにより、女優の目の下に、何日も寝ていないかのような黒いクマができます。もちろん、キャラクターが少しでも動いていれば、トラッキングが必要です。
Resolveには素晴らしいトラッカーがあるので、トラッカーウインドウに切り替えて、再生ボタンを押してください。パワーウィンドウが動きに合わせてトラッキングされるはずです。
編集ビフォー・アフター
【Before】
【after】
メイクアップアーティストがいなくても、かなりいい感じに仕上がっています。
しかし、この画像を見て、「まるで夕日を中和したようだ」と思う人がいるかと思いますので、完璧を求めるならメイクを行ってから撮影を行いましょう!!
動画編集で本格的に稼ぎたいなら有料ソフトがおすすめな理由
最近では個人の技術を手軽にネット上で売買することが可能になっており【ココナラやクラウドワークス】などを利用して数万~数十万稼ぐ人が多い!
実際に動画制作技術十分需要のある技術で・・
- You Tubeなどの動画投稿サイトで稼ぐ
- 動画編集を受注して稼ぐ
- 動画制作会社で働く
など様々な働き方があり実際スマートフォンでの動画の視聴時間は2015年から2019年の5年間で4倍にまで伸びているので需要は確実に高まっています。
無料の動画編集ソフトは効率が悪い
「なら無料の動画編集ソフトで稼ぐことは出来ないの??」
という疑問にお答えすると「稼ぐことはできるがかなり時間効率が悪い」という解答になります。
無料の編集ソフトの場合どうしても機能が少ないため売り物レベルの加工となると、有料ソフトでは数分で済む作業が数十分かかってしまうこともザラ。
実際に上記のような[曇り空を美しい夕焼けに変える加工]もAdobeのPremiumプロであればスライドバーなで調整してかなりお手軽に加工することができる。
収入の目安
無料の動画編集ソフト[月数百円~数千円]
有料の動画編集ソフト[月数万円~数十万円]
時間効率を考えると本業を並行しながら動画作成を委託して作業する場合以上収入の内容になるので、動画編集を勉強してお金を稼ぎたいと考えているなら最初から有料の動画編集ソフトを使うことをおすすめします。
実際に著者が使用しておすすめの有料動画編集ソフト
色々動画編集ソフトを試してみた結果個人的におすすめなのが【Adobe Creative Cloud】
Creative CloudはAdobeが提供している「20を超えるソフトが使い放題になる月額サブスク」
- プロ向け画像編集ソフト『Photoshop』
- アニメーション特化ソフト『After Effects』
- 画像の編集に特化したソフト『Lightroom CC』
- スマホで手軽に編集できるアプリ『Premiere Rush』
- プロ向け音声編集ソフト『Adobe Audition』
- 高機能なグラフィックソフト『Illustrator』
- UIとUXデザインに特化したソフト『XD (Experience Design) CC』
- 印刷物や電子出版向けのコンテンツ作成ソフト『InDesign CC』
- WEBサイト制作用のテキストエディタ(『DreamWeaver CC』
- コードを書かずにWEBサイトを作るソフト『Muse CC』
- PDF作成ソフト『Acrobat DC』
- 汎用的な画像編集・イラスト作成ソフト『Fire Works』
- インタラクティブなアニメ制作ソフト『Animate CC 』
- サウンド制作『Audition CC』
- デジタルコンテンツを管理するソフト『Bridge』
- 64bit環境でDVD/BlueLayに書き出すソフト『Encore 』
- 映像制作ソフト『SpeedGrage CC』
- PhotoShop向け3Dキャラクターを簡単制作するソフト『Fuse CC』
- ライター向け編集ソフト、InDesignとの連携『InCopy 』
- ログ記録作成・メタデータ・映像制作ソフト『Prelude』
- 映像の品質を上げるソフト『SpeedGrade』
などWEB副業で役に立つソフトが使い放題になるサービス。
Adobe Creative Cloudのメリット
個人的に利用した上で感じてメリットは3点
メリット
1:書籍やネット上に情報が豊富
2:Adobeソフトの連携力
3:コストパフォーマンスの高さ
簡単に解説していきます。
1:書籍やネット上に情報が豊富
やはりクリエイティブ関連の作業を行ってる上で「この処理ってどうやるんだ・・・」や「エラーが出て作業が進まない」など詰まることが多々あります。
そういった場合基本的にはググるのですが無料ソフトを利用していたときなかなか解決情報までたどり着かないことがザラでした・・・
【Google検索数比較】
↑約26万ヒット
↑約178万ヒット
実際に無料ソフトDaVinci Resolveとプレミアム プロ を比較した場合7倍の検索数に開きがあったので、困った際の情報量の多さはアドビ商品の強みと言えるでしょう。
2:Adobeソフトの連携力
また【Adobeソフト同士の互換性・連携の快適さ】も魅力の一つ。
WEB関連の仕事の場合、高単価の案件を狙うなら単一のソフトのみで仕事が完了することは少なくとも複数のソフトを活用する必要があります。
そういった場合別ソフトで作成したファイルを適応させる必要がありますが、ファイル形式などがあわずうまく取り込まれないことが多い。
- 『PremiumPRO』動画編集ソフトを起動する
- 『Adobe Stock』版権フリーの画像を探す
- 『After Effects』動画編集にCGやアニメーションを追加
- 『Illustrator』自分の書いた絵を動画に追加
- 『Photoshop』目を引くサムネイルを作成
この工程を煩わしい形式変換など不要かつ別途で用意することなくAdobe Creative Cloudのみでスムーズに作業などを行えるので時短になる。
3:コストパフォーマンスの高さ
Creative Cloudの全ソフトを使えるプランは【月額4,980円】
プラン名 | 価格 | 対象となる条件 |
---|---|---|
コンプリートプラン 個人版 | 4,980円/月額(年間プラン) | 新規 |
コンプリートプラン+Adobe Stock | 8,460円/月額(年間プラン) | 新規 |
プレミアム プロ単体プラン | 2,180円(年間プラン) | 新規 |
※年間プランを途中解約する場合違約金があります。
Creative Cloudなら商業レベルのソフトが一つ当たり【4980÷20で月額249円】
一見月額料金だけで見ると他のソフト会社より高く見えますが、多機能ソフトを使い倒したい人からすればむしろ割安といっていいでしょう。
一応単体プランもありますが「このソフトしか絶対使わない!!」という方以外には選ぶメリットがないのでおすすめはしません。
⇒Adobe Creative Cloudを体験してみたい方はこちらから!!
まとめ
今回は【DaVinci Resolveで普通の人を病人や体調不良の顔色に見せる編集方法・やり方】に紹介でした。
また先程紹介したはAdobe製品は就職を目指している方には立派なアピールポイントになりますし、プロを目指している方には必須といっていいソフトなのでアドビソフトが使えるようになっていたほうがのちのち役に立つます!
もしお得に利用したいのであれば[年間プラン一括払い]を選択することで、月々プランや年間プラン月払いよりさらに割安に利用できるのでおすすめ。
[Adobe Creative Cloudの詳細はこちらから!!]