アーカイブ映像には、摩耗、汚れ、粒状感などの不完全な部分が多いにもかかわらず、洗練された美しさがあります。歴史的な映像は、超シャープな4Kの再現映像よりも効果的に私たちを過去へと誘います。
しかし、古い素材を使用していると、不完全な部分が目立ち、視聴体験を損なうことがあります。ありがたいことに、Resolveはこの問題を解決するための2つの復活ツールがあります。
このエフェクトは驚くほど簡単に使うことができます。どちらのツールも、ほとんどの場合、ドラッグ&ドロップの操作だけで済みます。そのため、アップデートでこれらの新機能を見逃した方や、Resolveを初めてお使いになる方は、これらのツールで何ができるのかを知っておく必要があります。
(前置きが長くなりましたが、これらのエフェクトの主な目的は古い映像の復活とリマスターですが、もちろん現代の映像の様々な問題にも使用できます)。
DaVinci Resolveの自動汚れ除去ツールの使い方
【導入前】
【除去後】
まず、クリップ内に汚れが多すぎる場合の対処法を見てみましょう。
これは必ずしもNeat VideoやResolveに内蔵されているノイズリムーバーのようなものではなく、オプティカルフロー技術を用いて、1〜2フレームにわたって一時的に現れる要素を除去・修復するものです。
つまり、どういうことかというと 例えば、レンズの汚れや一貫した傷(上の例のように)など、撮影全体を通して一貫して現れる特徴を除去することはできません。しかし、ホコリや髪の毛、汚れなど、1〜2フレームしか写らないような不要な要素を除去するには、このツールが最適です。
先に述べたように、「自動ゴミ取り」の使い方は非常に簡単だ。
文字通り、ノードに効果を適用するだけで、ほとんどの場合、それだけで完了します。しかし、いくつかのスライダやドロップダウンメニューを使って、エフェクトの質を高めることができます。
最初のパネルは、メインのコントロールです。
ここでは、汚れ除去ツールが映像とどのように相互作用するかを調整できます。
- モーション推定 —「なし」、「高速」、「通常」、「より良い」の4つのオプションがあります。これらは、エフェクトのパフォーマンスと品質を変更します。
- 隣接フレーム —これにより、汚れを取り除くときにエフェクトが参照するフレームの数を選択できます。汚れが数フレーム以上残っている場合は、量を増やす必要があります。ただし、この数を増やすと、エフェクトの処理も増え、低速のマシンで問題が発生します。
- 修復強度 —もちろん、機能はその名のとおりです。デフォルト設定は0.9です(最大1.0)。Resolveが汚れをきれいにしすぎて、アーカイブ映像の魅力が失われたと感じた場合は、この数を減らすことができます。
DaVinci Resolveのダストバスターの使い方
【処理前】
【補正後】
ダストバスターは単独で使用することもできますが、主に自動汚れ除去ツールがクリップから重い欠陥を除去できない場合のバックアップとして使用します。
主な違いは、Resolveにダストバスターを適用させたい場所をユーザーが指示しなければならないことです。自動汚れ除去に似ていますが、パワーは劣ります。
このツールは、1フレームだけに現れた欠陥のためのものです。欠陥が1フレーム以上続く場合は、欠陥の周りにボックスを描きながら、クリップを1フレームずつ移動する必要があります。
ダストバスターは、「自動汚れ除去」と同じOpenFXパネルのカテゴリーにあります。
それを見つけたら、新しいノードにエフェクトを適用します。ビューアの下のドロップダウンメニューにOpenFXアイコンが表示されていることを確認してください。
そうでないと、映像を修復することができません。次に、クリップ内の不完全な部分を見つけ、カーソルでそれを囲むボックスを展開し、Resolveに黒い魔法をかけます。
Resolveは効果が有効であることを示す表示をしないし、エラーの周りにボックスを描いても、カーソルの外観には変化がないので、このプロセスは少し分かりにくいかもしれない。
動画編集で本格的に稼ぎたいなら有料ソフトがおすすめな理由
最近では個人の技術を手軽にネット上で売買することが可能になっており【ココナラやクラウドワークス】などを利用して数万~数十万稼ぐ人が多い!
実際に動画制作技術十分需要のある技術で・・
- You Tubeなどの動画投稿サイトで稼ぐ
- 動画編集を受注して稼ぐ
- 動画制作会社で働く
など様々な働き方があり実際スマートフォンでの動画の視聴時間は2015年から2019年の5年間で4倍にまで伸びているので需要は確実に高まっています。
無料の動画編集ソフトは効率が悪い
「なら無料の動画編集ソフトで稼ぐことは出来ないの??」
という疑問にお答えすると「稼ぐことはできるがかなり時間効率が悪い」という解答になります。
無料の編集ソフトの場合どうしても機能が少ないため売り物レベルの加工となると、有料ソフトでは数分で済む作業が数十分かかってしまうこともザラ。
実際に上記のような[曇り空を美しい夕焼けに変える加工]もAdobeのPremiumプロであればスライドバーなで調整してかなりお手軽に加工することができる。
収入の目安
無料の動画編集ソフト[月数百円~数千円]
有料の動画編集ソフト[月数万円~数十万円]
時間効率を考えると本業を並行しながら動画作成を委託して作業する場合以上収入の内容になるので、動画編集を勉強してお金を稼ぎたいと考えているなら最初から有料の動画編集ソフトを使うことをおすすめします。
実際に著者が使用しておすすめの有料動画編集ソフト
色々動画編集ソフトを試してみた結果個人的におすすめなのが【Adobe Creative Cloud】
Creative CloudはAdobeが提供している「20を超えるソフトが使い放題になる月額サブスク」
- プロ向け画像編集ソフト『Photoshop』
- アニメーション特化ソフト『After Effects』
- 画像の編集に特化したソフト『Lightroom CC』
- スマホで手軽に編集できるアプリ『Premiere Rush』
- プロ向け音声編集ソフト『Adobe Audition』
- 高機能なグラフィックソフト『Illustrator』
- UIとUXデザインに特化したソフト『XD (Experience Design) CC』
- 印刷物や電子出版向けのコンテンツ作成ソフト『InDesign CC』
- WEBサイト制作用のテキストエディタ(『DreamWeaver CC』
- コードを書かずにWEBサイトを作るソフト『Muse CC』
- PDF作成ソフト『Acrobat DC』
- 汎用的な画像編集・イラスト作成ソフト『Fire Works』
- インタラクティブなアニメ制作ソフト『Animate CC 』
- サウンド制作『Audition CC』
- デジタルコンテンツを管理するソフト『Bridge』
- 64bit環境でDVD/BlueLayに書き出すソフト『Encore 』
- 映像制作ソフト『SpeedGrage CC』
- PhotoShop向け3Dキャラクターを簡単制作するソフト『Fuse CC』
- ライター向け編集ソフト、InDesignとの連携『InCopy 』
- ログ記録作成・メタデータ・映像制作ソフト『Prelude』
- 映像の品質を上げるソフト『SpeedGrade』
などWEB副業で役に立つソフトが使い放題になるサービス。
Adobe Creative Cloudのメリット
個人的に利用した上で感じてメリットは3点
メリット
1:書籍やネット上に情報が豊富
2:Adobeソフトの連携力
3:コストパフォーマンスの高さ
簡単に解説していきます。
1:書籍やネット上に情報が豊富
やはりクリエイティブ関連の作業を行ってる上で「この処理ってどうやるんだ・・・」や「エラーが出て作業が進まない」など詰まることが多々あります。
そういった場合基本的にはググるのですが無料ソフトを利用していたときなかなか解決情報までたどり着かないことがザラでした・・・
【Google検索数比較】
↑約26万ヒット
↑約178万ヒット
実際に無料ソフトDaVinci Resolveとプレミアム プロ を比較した場合7倍の検索数に開きがあったので、困った際の情報量の多さはアドビ商品の強みと言えるでしょう。
2:Adobeソフトの連携力
また【Adobeソフト同士の互換性・連携の快適さ】も魅力の一つ。
WEB関連の仕事の場合、高単価の案件を狙うなら単一のソフトのみで仕事が完了することは少なくとも複数のソフトを活用する必要があります。
そういった場合別ソフトで作成したファイルを適応させる必要がありますが、ファイル形式などがあわずうまく取り込まれないことが多い。
- 『PremiumPRO』動画編集ソフトを起動する
- 『Adobe Stock』版権フリーの画像を探す
- 『After Effects』動画編集にCGやアニメーションを追加
- 『Illustrator』自分の書いた絵を動画に追加
- 『Photoshop』目を引くサムネイルを作成
この工程を煩わしい形式変換など不要かつ別途で用意することなくAdobe Creative Cloudのみでスムーズに作業などを行えるので時短になる。
3:コストパフォーマンスの高さ
Creative Cloudの全ソフトを使えるプランは【月額4,980円】
プラン名 | 価格 | 対象となる条件 |
---|---|---|
コンプリートプラン 個人版 | 4,980円/月額(年間プラン) | 新規 |
コンプリートプラン+Adobe Stock | 8,460円/月額(年間プラン) | 新規 |
プレミアム プロ単体プラン | 2,180円(年間プラン) | 新規 |
※年間プランを途中解約する場合違約金があります。
Creative Cloudなら商業レベルのソフトが一つ当たり【4980÷20で月額249円】
一見月額料金だけで見ると他のソフト会社より高く見えますが、多機能ソフトを使い倒したい人からすればむしろ割安といっていいでしょう。
一応単体プランもありますが「このソフトしか絶対使わない!!」という方以外には選ぶメリットがないのでおすすめはしません。
⇒Adobe Creative Cloudを体験してみたい方はこちらから!!
まとめ
以上です。この機能は非常に強力で、Resolveを初めて使う人でも使用できます。今回の例では、ヘアクリップが横にあり、動くオブジェクトがない状態でしたが、このプロセスはほぼすべてのショットで使えます。
他のエフェクトと同様に、これらのツールでも問題が発生することがあります。特に「自動汚れ修復」を大量のクリップに使用した場合には、再生の問題が発生します。再生時に問題が発生しますし、これらのツールは、一度に数フレームの特定の欠陥を実際にきれいにするだけです。しかし、ここに挙げた問題のようなケースでは、これらのツールがあなたの新しい頼みの綱になるでしょう。
また先程紹介したはAdobe製品は就職を目指している方には立派なアピールポイントになりますし、プロを目指している方には必須といっていいソフトなのでアドビソフトが使えるようになっていたほうがのちのち役に立つます!
もしお得に利用したいのであれば[年間プラン一括払い]を選択することで、月々プランや年間プラン月払いよりさらに割安に利用できるのでおすすめ。
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